今月はＴＫＣの創立者故飯塚毅先生の半生を描いた映画不撓不屈の鑑賞券を全顧問先及関係各位に贈呈致します。
　下記に贈呈文書の全文を掲載致します。ご関心のある方は是非ご覧になって下さい。

平成１８年５月吉日
顧問先各位
　　 　　　 平田会計事務所
　　 平田清隆
映画『不撓不屈』鑑賞券贈答の御案内

謹啓　季節は移り５月の連休もあっという間に
過ぎてしまいましたが、お元気で御奮闘のことと
お慶び申し上げます。
さて、このたび当事務所も所属しております
ＴＫＣ全国会の創設者であり、初代会長の故飯塚毅先生の
半生を描いた映画が制作され、本年６月１８日より全国の
映画館で一斉に公開されます。
本映画の原作は、月刊プレジデントに連載され、
その後２００２年に新潮社より刊行され、
その年のベストセラーとなった不撓不屈
（企業小説の第一人者高杉良著・本年２月新潮文庫化）
であり、 税理士として飯塚先生が、脱税慫慂の嫌疑に対し、
昭和３８年から４５年まで国税庁を相手に日本の経済史上、
希有といわれる死闘を繰り広げられ、最終的には当時の
国税庁長官の辞任という形で完全勝利・決着をみた、
いわゆる「飯塚事件」（歴史上そう呼ばれています）の
実話に基づいています。
　その大変な時期に飯塚先生は、昭和４１年１０月に
株式会社ＴＫＣを創設され、その後昭和４６年８月に
ＴＫＣ全国会を創設されました。縁あって私も
昭和６２年１月にＴＫＣに入会させていだだきましたが、
歳経るごとに税・会計のの専門家としては言うに及ばず、
一経済人そして一人間としての飯塚先生の偉大さが改めて
痛感させられる今日このごろです。
その飯塚先生の生き方に高杉良先生が深く共感され執筆、
このたび飯塚先生のご逝去と共に滝田栄・松坂慶子さんの
主演で映画化されました。
その意味で、この映画はただ単に国家権力との闘争を
描いただけでなく、一人の男の生き方、そしてそれを支えた
家族愛、人間愛、国家愛等の大切さも問いかけた骨太な
重厚な作品に仕上がっており、これからの企業経営
・生き方にも多くの示唆を与えるもの思い、
広く多くの皆様に御鑑賞頂きたく、僭越ながらご案内と
ともに鑑賞券をお贈りさせて頂きました。
　ご多忙とは存じますが、久しく映画館にお足を
お運びでない方も、これを機会に気分転換も兼ねて
是非ご覧頂き、率直なご感想などお聞かせ頂ければ
嬉しく思います。
　 なお、従業員その他の方にもお誘いいただける
ようでしたら、当事務所で前売り券を１，３００円で
取り扱っておりますので遠慮なくお申し出下さい。
　それでは、大企業の景気回復にもかかわらず中小企業に
おいてはまだまだ厳しさが続いております。
健康にくれぐれもご留意の上、
根気よくねばり強く御励み下さいますよう御祈念申し上げ
ご案内と致します。　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　敬具